築87年アメリカンヴィンテージ。昔のアメリカのアパートって?

初めましてNORENファンの皆さん、NatsumiことNacchanです。
今年の始めに前々から気になっていたPortlandに旅行で訪れてからこの街に魅了されて、念願叶い、二ヶ月前からポートランド生活をスタートしました。
そんな私の最初の新しい住居について書きたいと思います。
えっ住居?
はい私の家です。
ヴィンテージなアパートメントなんです。
自称ヴィンテージ(はいガラクタです)コレクターの私。ポートランドの手頃な物価のお陰で私のツボをつきまくる要素を兼ね備えているヴィンテージアパートメントに住み始めました。元々はカリフォルニア州のサンホゼ辺りの街に暮らしていたのですが、物価が高く、何人かの人と一つの家を共有するアメリカではよくあるシェアハウスで一部屋借りるので精一杯でした。
ポートランドは街の大きさに比べて物価が安く、古い建物も多く残されているのでこの夢が叶いました。これもポートランドの魅力の一つじゃないかなと思います。
 
なので今日は私が住んでいるヴィンテージならではの、新築マンションでは得ることができない、何か古ぼかしくほっこりとする昔のアメリカのユニークな建物の造りを紹介したいと思います。

1930年に建てられたこのアパートメント。軽く90年近くの年季の入った歴史ある建物です。建物、設備のリノベーションとメインテナンスを経て古き良きヴィンテージの特徴は残しつつ今も受け継がれています。
 
まずエントランス。レンガ調でとても趣のある建物の玄関。私がこの物件の写真を見た時に一目惚れした箇所です。

裏玄関のレンガ一面の壁も素敵なんです。レンガの色味って暖かみがありますよね。

色褪せた赤色のカーペットがどこかの小さい町のホテルのような雰囲気。
 
では部屋の中に行ってみましょう。

リビングルーム。木製の冊子からは柔らかい光が差し込みます。天井の角の丸みもユニークさと共にヴィンテージなアクセントになっています。

キッチンとダイニングスペース。
写真に写っている壁の飾り棚。部屋によっては昔使われていた取り付け型のアイロン台がそのまま残されています。当時の生活感が残されていてまるで昔にタイムスリップしたかのようです。

この白と水色のタイル張りが一目引くキッチン。アメリカ感を更に出すためアメリカ人にモデルをしてもらいましょう。
所々戸が閉まらない引き出しや扉があるのですがそれもヴィンテージのご愛嬌です。ちなみに今は塞がれていますが、写真左下の戸棚の裏には元々ドアがあり、昔は朝ここにミルクが届けられていたそうです。

ユニット式のお風呂場&トイレも床がこのような蜂の巣状のタイルになっていて可愛いんです。現代のアパートメントでは中々お目にかかれないのデザインなのでは?

その奥にはベッドルーム。
ヴィンテージポイントではありませんが、この様にここのアパートメントは収納も十分に作られているので実用性にも優れています。

取っ手も新しいものに変えることなく昔から使われているみたいです。

最後に玄関の横にあるこの黒い箱。昔使われていた内線の電話だそうです。今ではインテリアの一部としてお部屋を飾ってくれています。ガラクタ好きにはたまらない魅力の一つです。
 
私の主観たっぷりのお気に入りの部分をご覧いただきましたが、ヴィンテージならではの魅力、伝わったでしょうか?
 
私自身ヴィンテージの部屋で暮らしてみて、普段の生活に支障なく快適に過ごさせしてもらっています。古めかしい物好きな私にはここでの生活はとても居心地が良いです。まあ強いて欠点を言うなら、こんなに古い物件なのだから事件の一つや二つあってもおかしくないよね?と考え出し勝手にビビるくらいですかね。後は耐震性などの安心面で言えば、モチロン現代に建てられた建物の方が勝るでしょう。ヴィンテージ好き、アメリカならではの昔の建物に興味がある方にはとても良い思い出と経験になると思います。もしポートランドに引っ越しを考えている方、ヴィンテージな暮らしも選択肢にいかがでしょうか?
 

ではまた。

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