ポートランドの行列ブランチ「GRAVY」

ホットスポットとして注目を浴びているミシシッピ通り。今回はその通りでもイチオシの人気店!
『グレイビー(GRAVY)』を紹介します。

初めてこの店を知ったとき、よくある典型的なアメリカンブレックファーストの店だろうくらいに思っていたのだが、そんな思いを良い意味で裏切ってくれた店だった。

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ここ数年、ポートランドではfrom scratch(イチから作ること)のレストランがとても人気で、ここ『グレイビー(GRAVY)』もそんな店のひとつ。
とにかく人気があるのでウィークエンドに行くと決めたらこれだけは覚悟してほしい。

★行列必至★
予約御免のこの店、どんなに暑い日でもどんなに大雨の日でもひたすら待たなくてはならない。
2人くらいなら運が良ければ30分くらいで席に着けるが、4人以上の場合は2時間待ちもざら。

★爆量調整★
とにかく量がものすごく多い。食事を終わって帰るお客さんは全員と言っていい、”to go box”を手に出ていく。注文する品数はよく考えて調整すること。

訪れたこの日はポートランドらしいシトシト雨。12時ちょうどに店に着くとすでに店の外まで人があふれていた。中に入ると入口の横に無料のコーヒー、雑誌などが置かれ、「さあ、これで待てますよね」と言わんばかりにウェイティンググッズが準備されている。

待つのはあまり嬉しくないが、ガヤガヤと賑わう店内の様子を見ると期待が高まる。

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ウェイティングリストの21歳以上の欄に「YES」を記入しておいたので30分待っただけで”NO MINOR”のバーカウンターに案内してもらえた。
バーカウンターは思ったよりも広く、ゆったりとしている。アイアン製のバースツールがクール。

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『グレイビー(GRAVY)』では厨房のスペースがお客さんの入るスペースよりも重要視されているという噂も納得。確かにバーから見える厨房は店の半分を占めている。
そうこうしているうちに料理が運ばれてきた。待ち時間は約15分

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『グレイビー(GRAVY)』に来たのだからグレイビーソースのかかったビスケットはマストのオーダー。
ホットフラッフィービスケット(Hot Fluffy Biscuits)はカントリーソーセージとベジーの2種類のグレイビーソースから1種類を選べる。コッテリ派ならソーセージ、アッサリ派ならベジー。
ビスケットの数も1個か2個か選べる。お好みの調理法による卵料理も注文可能(要追加料金)

アッサリ(?)と「One Biscuit, Veggie gravy, no egg(ビスケット1個、野菜ソース、卵無し)」のチョイスで注文(3.75ドル)。
握りこぶし大のビスケットの上に皿から溢れんばかりにたっぷりとかかったグレイビーソース。

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フワフワ熱々のビスケットはほんのりと甘い。ベジーグレイビーはちょっぴりソルティーで濃厚なクリームシチューのような味。一口大に切ったビスケットをグレイビーソースに浸して食べる。ほんのりとした甘さとグレイビーの塩味が最高。計算しつくされている味。

もう1品はダリズ(The Dalise) (10.75ドル)
これは卵料理でスクランブルエッグかオムレツか選べる。今回はオムレツにしてもらった。

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具材がたっぷりと入ったドデカオムレツにチェダーチーズとソーセージグレイビーがたっぷりかかっている。サイドにはカラードグリーンを選んだ。カラードグリーンはサザンフードには欠かせない青野菜の煮込み。香り豊かで旨い。

このオムレツ、少なくとも卵3個は使っていると思う。フワフワというよりもクレープのような食感のオムレツの中身はハム、ソーセージ、マッシュルーム、パプリカなどで、外にはみ出るほどの量。

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ひと口噛むとジューシーな肉汁が出てくるハムは塩加減が抜群。パプリカのシャキシャキとした歯ごたえともよく合う。写真右上にある赤いハバネロソースをかけると更に旨い。

隣の席のカップルを見ると彼氏はバターがたっぷりとしみ込んだフレンチトースト、カリカリベーコン、目玉焼き。彼女はソーセージグレイビーがたっぷりかかったスクランブルエッグとハッシュブラウンを食べていた。次回はあの組み合わせにトライしてみたい。

グレイビー(GRAVY)

place 3957 North Mississippi Ave. Portland, OR 97227

time  7:30am~3:00pm, 年中無休(平日のランチは午前11時から)  

web WEBサイト

TEL:503-287-8800 (No Reservations)

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