オレゴンの素材を活かしてポートランドで新たなキャンディーカルチャーを「QUIN」

アメリカでキャンディーといえば近年、日本の「ハイチュウ」が大ヒットしているのが記憶に新しいところ。その要因の一つには人工的な甘さや色が付けられてないことがあるとか、確かにアメリカのキャンディーには口に入れるのも阻みたくなるようなものもあったような気も…。
アメ袋を用意してお気に入りを詰め込み学校に持っていくのが好きだった私、Tsubo にとってはなかなかにショッキングな経験でした。

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今回、紹介するのはそんなキャンディー界に素材を活かしたキャンディーで新たな風を吹かすお店「クイン(QUIN)」です。
オレゴンの新鮮なフルーツを使った彼らのキャンディーは今や全米各地のレストランや食品店で取り扱われています。ただクインが実店舗として持っているのは、ポートランドを代表するランドマークであるエースホテル(Ace Hotel)とパウエルズブックス (Powell’s Books)の間にあるオシャレな通りユニオンウェイ(UnionWay)内の1店舗だけ。
オンラインショップと異なり小売されているのも特徴の一つでしょう。
ただ小さいこともあってか店内に現金用のレジはない、すなわちキャンディー1個でもカードオンリーなので要注意!

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わずか180squre(16.74㎡)の店内の壁面にはハードキャンディーを始め、Chews(ソフトキャンディー)、Lollipops(棒付きキャンディー)、マシュマロ、キャラメル、ガムドロップにチョコレートと50種類を超える商品が並べられています。

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これらはポートランド内で作られており、形が一つ一つ微妙に違うのはそれらが全て手作業で作られている証拠。ホームページではその様子を見ることも出来るのでぜひ見てみては。

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一番人気はSalty(塩キャラメル)($1/1個、$8/10個)、生キャラメルのようにソフトで濃厚な甘さと塩のアクセントがしっかり効いたキャンディーに思わず2個目に手が伸びてしまいます。他にもPopcorn Caramels(キャラメルの中にポップコーンが入ったもの)は食べているとポップコーンの香ばしい香りが口に広がり映画館などにあるキャラメルポップコーンとはまた違う面白いテイスト。

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ネーミングで買ってしまうのは「Dreams Come Chew」($12/20個)。お店のウリであるオレゴン産の新鮮なフルーツを使ったソフトキャンディーは口に入れた瞬間に爽やかなフルーツの香りが広がります。滑らかな舌触り、爽やかな酸味にハマってしまうと手が止まらなくなってしまうでしょう。(実家に送るはずのものが気づいたころには残り半分になっていたのはここだけの話…)

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スタッフのジェイジェイ(JJ)が笑顔で紹介してくれたのは専用のホットチョコレートに付けて食べるMarshmallows(マシュマロ、バニラとコーヒーの2種類:$4~)。店内一番奥の棚にあるのでお見逃しのないように!(ちなみにジェイジェイのオススメはCoffee+Orange+Smoked Salt Caramelsだそう。)

僕がクインを知ったきっかけは先日紹介した「ウォーターアベニューコーヒー(Water Avenue Coffee)」でCoffee Lollipops(べっこう飴のような味)を食べてハマったことから、優しい甘さはコーヒーにぴったりだし何より日本の味を思い出させてくれるのでよく買っています。

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そのウォーターアベニューコーヒーでも話を聞いていたゼネラルマネージャーのコリン(Colin)は明るく気さくで何でも話してくれる。爽やかなルックスはキャンディーの貴公子のようです。(僕が命名しただけ。笑)

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創始者のジェミー(jami)はポートランド内で「セイントカップケーキ(Saint cupcake)」というお店も経営しています。学生時代からお菓子造りが好きで先生や友達にも振舞っていた彼女はビジネス、マーケティングに興味があったことも合わさって迷いなくお店を始めたそう。
「クインはまだまだ想像できないほどの可能性を持っているわ」
彼女の情熱の塊となっているクイン、その歩みはまだまだ止まらない。

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QUIN

place 1022 West Burnside Street, Portland,OR, 97209

time Mon – Sat : 11 am – 7 pm Sun : noon – 5 pm

web http://quincandy.com

その他 : 現金不可、Wi-Fi 無

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