ポートランドから持続可能なコーヒー文化を「Water Avenue Coffee」

たった一軒のコーヒーショップが持続可能な「コーヒー文化」を作り上げる。
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持続可能な開発を続けるポートランドでコーヒーも同じく発展を続けていると聞いたらどんなものを想像するだろう?
今回私Tsuboが紹介する「ウォーターアベニューコーヒー(Water Avenue Coffee:以下WAC)」は、地元の人やメディアに高く評価されているお店です。
2009年に動き出したこのコーヒーショップに注目が集まっているのは、コーヒーが美味しいことはもちろんですが、他にも理由があるんです。それは、これまでの約5年間、人々に愛されるコーヒーを作ってきたと同時に、これからの5年、10年、更にはその先のコーヒー文化を支える仕組みを作っているからなのです。キーワードはズバリ「Sustainable(持続可能)」、それではその仕掛けに迫って行きましょう。

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WACはダウンタウンからウィラメット川を挟み、歴史のある工業地域の倉庫をリノベーションした「ウォーターアベニューコマースセンター(WACC)」にあります。この建物には他にも新しいレストランやバー、オフィスなども入っており、この建物周辺にも新たなお店が続々とオープンしています。

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店内には地元の木材をリサイクルし作られたカウンターやリノベーション時の機材を利用したテーブル、店内で取り扱うフードも地元のベーカリーのものと地元のものを愛する姿を多く見受けることが出来ます。

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ドリップコーヒーは$1.75~(8oz)、コーヒーの有名なポートランドの他のお店と比較しても非常にリーズナブルな価格。これは決して安いコーヒー豆を使っているからなどではありません。WACの豆は本格的にお店をスタートさせた2010年にポートランドのコーヒー店で一番のコーヒー豆として表彰されたのを始め、様々な賞を受賞しています。
浅煎りのコーヒーは香り高く、口当たりも優しい一杯です。ラテ($3.5~/8oz)はコーヒーの苦味が苦手な人にお勧め、たっぷりのミルクは苦味を抑え香りだけを楽しませてくれます。

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本格的にコーヒーを楽しみたい人にオススメしたいのはPoor Over Coffee($4)。こちらは数種類の産地が異なるコーヒー豆から自分で選択します。オシャレなケメックスを使って丁寧にハンドドリップで入れられるコーヒーはまさに芸術、さらに深い香りに包まれコーヒータイムを満喫出来ること間違いなしです。

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今回淹れてくれたのはライアン、気さくで優しいお兄さんです。
WACが評価されているのはコーヒーが美味しいからだけではありません、美味しいコーヒーはもちろん豆も大事ですが、それに関わる人(バリスタ、ロースターなど)も大切なのです。
WACは次のコーヒー文化を担う人の教育にも積極的に力を入れています。

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WACでは「コーヒー産業を成長させたい」と思っているスタッフを探しています。こうして選ばれたスタッフは厳しいトレーニングプログラムを通しメンバーとして迎えいれられます。メンバーは仕事を通してスキルの向上はもちろん、保険などの仕事に集中できるような万全のサポート、技量に応じての給料変動、利益の配分などコーヒーを生業にして働く人にとっては申し分ない環境で働くことが出来ます。

中でもユニークなプログラムとしてあるのが「海外研修」。このプログラムはスタッフが一定の期間お店で取り扱うコーヒー豆の原産地(主に中米)へ行くもので実際に生産者と会い、作業工程を見て、最後には今後お店で取り扱うコーヒー豆を確かめます。経験として最もインパクトのあると言われるこのプログラムはコーヒー生産者のことをしっかりと知ることでより美味しいコーヒーを作り出すと共に生産者との関係を築きあげます。

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写真のアーロンはフレンドリーで、話せばWACのことはもちろんコーヒーの知識についても親切に説明してくれます。ロースターであるアーロンはコロンビアへ3週間行ったそうで、役割などによって期間は変わるようです。

こうした次のコーヒー文化に繋がる取り組みはWACのメンバーに対するものだけではありません。

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WACの隣にあるのが、この「バリスタアンドコーヒースクール」。WACのオーナーであるマットが設立したこのスクールでは月約$15~受講可能でコーヒーの淹れ方、ラテアートの作り方など教えてくれる。またマットは「バリスタエクスチェンジ(Barista exchange)」というサイトも開設、15000人を超えるメンバーの存在するネットワーキングサービスでは情報交換が頻繁に行われています。

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現在では以前紹介をした「ブルーカラーベーキングカンパニー」を始め80を超えるお店でWACのコーヒーは使われており、WACのロースターはポートランドのコーヒー文化を支える心臓になっています。しかしそれは終わりではありません。WACの人とコーヒーは更なるコーヒーの成長を進める血となり、持続可能な骨組みから次なるコーヒーの可能性を広げているのです。

ウォーターアベニューコーヒー(Water Avenue Coffee

place 1028 Southeast Water Avenue #145, Portland

time Mon-Sun: 7 a.m. – 18:00 p.m.

web WEBサイト

その他:Wi-Fi有

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