• イラストレーター

  • Tomoko Alfonso

  • INTERVIEW

  • Writer Yuko

  • Editor Ryoma

キラキラウーマンPDX『たくさんの人に支えられてここまで来れた。』(Tomokoさん / イラストレーター)

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ポートランドで輝く女性にスポットを当てる【キラキラウーマンPDX】連載企画!
第四弾は、イラストレーターのTomoko Alfonsoさんを紹介します。
スランプを乗り越え、大好きな絵を描く仕事に就いたともこさん。
イラストレーターに海外移住と、次々と夢を叶える彼女。
彼女が夢を叶えてこれたのには、大きな理由がありました。

 
Interview by Yuko Edited by Ryoma

「人に恵まれて、ここまで来ることができました。」

高校の美術科を卒業後、美術の先生を目指して美術大学へ進学したともこさん。しかし、一度は美術の道を諦めます。

「スランプでした。絵が全く描けなくなってしまったんです。大学をやめて、父の経営するレストランで、パティシエとして8年間働きました。」

その頃、趣味として観ていた海外ドラマにハマったと言うともこさん。

「字幕なしで観れるようになりたい!と思い、英語の勉強を始めて、英会話教室にも通いました。
カナダへ短期留学にも行き、将来は海外に住みたいという夢を持つようになりましたね。」

ともこさんの英語に対する熱意は増していくばかりで、パティシエを辞め、英語を母国語としない人向けの英語教授法であるTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)の資格を取得し、英語教師として学習塾に勤務することになります。

「授業で採点をしているときでした。丸付けをしているときに、何気なく生徒のノートにイラストを描いたんです。良く出来ましたって。

そのとき、生徒がすごく喜んでくれたんですよね。それで、イラストを描くことを続けていたら、次第に、あの塾にはイラストの上手な先生がいるらしいぞって噂が広まっていったみたいで。笑

友人に、そんなに評判の良いイラストが描けるなら、ブログで自分のイラストを発信していくといいってアドバイスを受けました。

最初は、私のイラストなんて誰も見ないだろうって思ってました。でも、友人に促されるままブログを始めて…数ヶ月後に、事務所の方から連絡をもらったんです。うちでデビューしませんか、と。

半信半疑でしたが、そこでデビューが決まりました。」

携帯サイトでの連載や、雑誌の挿絵、グッズ販売に加え、ファン感謝際にサイン会など、イラストレーターとしての忙しい日々が始まります。

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「販売されている作品を見た友人が連絡をくれたり、サイン会に足を運んでくださるファンの方がいたり、とにかく人に恵まれました。」

プライベートでは、友人の紹介で知り合ったアメリカ人のご主人と結婚し、長女を出産。ご主人の転勤によりカリフォルニア州へ渡米、その後、現在の住まいであるオレゴン州ポートランドへ移住します。

ポートランドでも周りの暖かさを実感

「ポートランドへ越して来て、作品作りがしやすくなりました。

ここは、街全体がアンティークのように素敵ですよね。緑も豊かです。ずっと観ていた海外ドラマや映画の世界が目の前に広がっていて、情景が映画のワンシーンのようなんです。

私の作品は、擬人化された猫のキャラクターがモチーフなので、猫に何をさせるかを考えるんですが…その妄想がしやすくなりました。笑

ポートランドは人も優しいですよね。締切前にイラストが描けなくて困っていると、友人が助けにきてくれるんです。

アイディアをくれたり、娘の面倒をみていてくれたり。本当に、たくさんの人に恵まれてここまでこれたなと、実感しています。

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スランプを乗り越えイラストレーターとして活躍し、好きな英語を生かして、海外に住むという夢も実現させたともこさん。

そんな彼女の今後の展望は…

「絵本の挿絵をしてみたいです。娘ができたからでしょうか、子供向けの絵本作りに携わりたいと思うようになりました。

あとは、グリーティングカードなど、人生の分岐点に関われるような作品を作りたいですね。お誕生日のときに、カードを書いたりしますよね。そのような記念日の一員になれたらいいな、と思います。」

夢を実現できた要因は何だと思いますか、との質問に、迷わず「人に恵まれました」と答えてくださったともこさん。

感謝の気持ちを忘れない、彼女らしい優しい画風の猫のキャラクター。きっと今後、絵本やグリーティングカードでお目にかかることになりそうです。

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プロフィール

高校の美術科を卒業後、パティシエ、英語講師を経て、イラストレーターとして活躍中。アメリカ人の夫、4歳の長女とともに、ポートランド在住。

web Koyori in Wonderland(HP)

web 小和日和(ブログ)

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