アメリカンな巨大リサイクル・ショップ。家族で楽しむグッドウィル【基礎編】

いらなくなったものを無償で引き取って、欲しい人に安く売る。そこから雇用も生み出す。そんなみんながハッピーなビジネスモデルがアメリカにあります。

グッドウィル(Goodwill)は、NPOが運営するリサイクル・ショップ。全米に3000店舗以上。ポートランド周辺にもいっぱいあります。

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服、食器、日用品、家具、家電、おもちゃ。だいたい何でも揃うし、ほとんどの商品が数ドル程度とすっごい安いから、引越し直後でモノ要りな時なんて大活躍です。

売り物はドネーションで成り立ってるので、店舗や行く時期によって品揃えは当然変わります。思わぬ掘り出し物が見つかることも。

いつ行っても新鮮な宝探し気分が楽しめるグッドウィルは、家族でのお出かけ、デートコースにもおすすめします。

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そこで今回、ポートランドに長期観光滞在中のご家族、そしてNorenメンバーのMasaki、MOEの5人で、「家族で楽しむグッドウィル巡り」をテーマにショッピングを楽しんできました。

ちなみに、ご家族は滞在中にグッドウィルの虜になって、毎日のように通い詰めるヘビーユーザー。すでに1年以上住んでるぼくよりもはるかにグッドウィル通です。

食器選びに夢中の旦那さま。ヤフ○クで売ると相当な値段が付いたりするような掘り出し物が3ドルくらいで見つかることもあるみたいです。

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おもちゃ売り場はキッズにとってパラダイス!

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実際のお買い物レポートは後編に譲るとして、今回は基本情報をお届けします。
 
グッドウィルは巨大なゴミ箱

グッドウィルでは、買い物だけでなく、ドネーションすることもできます。すごいのは、どんなガラクタでも無条件で引き取ってくれること。

品物の状態がどうとか、これは引き取れるとか引き取れないとか、そんなめんどくさいチェックは一切ありません。

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店舗の横には、こういうドライブスルーみたいなドネーションセンターがあって、車を横付けして品物を下ろすと、スタッフが現れて素早く回収。レシートを受け取ったらミッション終了。あら簡単。

だから、引越しするとき、いらない荷物の処分にもすごく便利。ぼくの友人は、「グッドウィルは巨大なゴミ箱」って言ってます。ただゴミになるだけじゃなく、この後だれかが使ってくれるかもしれないって考えるとうれしくなりますね。

日本では物を捨てるのがとにかく面倒だし、リサイクルショップで引き取ってくれる品物も限られてすっごい不便。ぼくがアメリカに来て、「日本にもあればいいのに」と思ったものの筆頭がこのグッドウィルです。

 
7日以内なら返品可

その分、グッドウィルでの買い物は基本的には自己責任。汚れていたり、動かなかったりする場合もあります。その代わり、7日以内に同じ店にレシートを持っていけば返品できる制度あり。ただし、返金はできなくて、同じ値段の他の商品と交換になるというところは注意してください。

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また、電化製品の返品期限は2日以内。本、ジュエリー、時計、レコード、テープ、CD、DVD、家具、インク、ソフトウェアは返品できません。

 
タグの色をチェック!週替り半額商品

グッドウィルには、週替わりで半額対象の商品が変わるうれしいイベントがあります。プライスタグの色で今週の半額商品がわかります。この時は「赤タグ」が半額対象。

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今週はどのタグが半額か、Webでチェックもできます。

毎週日曜日に切り替わるので、ハンターな方々は、日曜に現れて半額商品をごっそり買っていくのだそうです。

 
グッドウィルあるある

その1
買った後で実は半額対象だったことに気付いた時のラッキー感がすごい。

その2
本を買うと、家族のポートレートが普通に挟まったまま。これはハリー・ポッターでした。

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その3
たくさんの商品を満載したカートが無造作に置かれてることがよくあります。スタッフが品出しのために一時的に置いてるものなのか、お客さんが、とりあえずキープ、として置いてるものなのか、判断つかなかったりします。

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品出し途中の売り物だと思ってカートを漁っていると、「あ、それ私のよ」とお客さんに言われることもしばしば。「いいのよ。私もよく他の人のカート見てしまうから」なんて会話が交わされます。

それでは、後編のお買い物レポートをお楽しみに。

Goodwill Industries International Inc.

web WEBサイト

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