こんにちは。新メンバーのMIKIです。
日本でもヴィンテージショップを歩きまわっていた私は、もちろん、ポートランドに来てからも歩きまわっています。ヴィンテージショップはポートランドの魅力のひとつですからね。
ポートランドには私が調べた限り少なくとも130以上ヴィンテージショップがあり、全米で一人当たりに対するヴィンテージショップの数が一番多い街だという噂も聞きます。
この街では、ヴィンテージがただの古いものではなく、ひとつのステータスとして確立しているところがいいところだと思います。
最初となるこの記事では、数あるポートランドのヴィンテージショップの中から私のお気に入りのヴィンテージショップ、マグパイ(Magpie)を紹介したいと思います。
フードカートが集まるダウンタウンのアルダーストリート(Alder Street )の裏に位置するマグパイ(Magpie)。目を引く外観ディスプレイと、緑・オレンジ・黄色と奇抜な色合いの看板が目印です。
今回出迎えてくれたのは、この三人。
左から従業員のジェイソン(Jason)、オーナーのトッド(Todd)、看板犬のゴーディー(Gordy)。私の友人の知り合いということで少しお話しをしました。オーナーのトッドはとても気さくで話しやすく、冗談もたくさんかましてくれました。
Magpieに置いてある商品の種類はさまざまで、年代もさまざま。
基本的なシャツやジャケットからドレス、雑貨や靴、帽子、鞄など。着物が置いてあるのも発見しました。
日本のヴィンテージショップのバイヤーさんもたまに買い付けにくるそうです。
お店に並べる商品は、オーナーのトッド自ら買い付けに行って集めるとのこと。古着屋さんをたくさんまわったり、エステイトセール(Estate Sale)と呼ばれる、持ち主が亡くなったときに行われる安売りにいったりして商品を買い揃えるそうです。
もちろん基準はトッドが「いい!」と思ったもの。
自分の好きなものをそのままお店にするところがポートランドらしくていいですよね。
そして、このお店の大きな魅力はお手頃な価格。
日本でアメリカのヴィンテージの服や雑貨を買おうと思うと、すこし値がはるので我慢することが多々ありました。でも、マグパイはとても安いんです。学生に、ヴィンテージ好きにとても優しいんです。(すべて安いわけではありませんが。)
ポートランドに来たばかりのときに、Magpieで一目ぼれをして買ったクラッチバックはたったの20ドル。他にもタートルネックのセーターを10ドルでゲットしたこともあります。
また、ポートランドのヴィンテージショップを回るときに感動するのが、店内ディスプレイ。どのお店もごちゃごちゃしているようで、きちんと世界観があってお店を回っているだけで楽しくなります。
マグパイの店内ディスプレイもただ雑貨を並べるだけではなくて、マネキンにカツラやサングラス着けたり、すべての商品が見やすいようディスプレイされていたり、細かいところまでこだわっています。
みなさんもマグパイでトッドの不思議な世界に魅了されてみてください。
看板犬ゴーディーも待ってます!
Magpie
520 SW 9th Ave. Portland, OR 97205
Mon-Sat: 12pm – 7pm, Sun: Closed